3/13/2013

仲井真知事は辺野古への移設へ速い決断を

沖縄県仲井真知事は前自民党政権の最後の時までは普天間飛行場の名護市辺野古への移転に賛成だったはずだ。もちろんだが沖縄の負担軽減のための米軍基地の再配置を前提として。それが民主党政権の鳩山内閣時代の迷走で、慎重になっただけだ。証拠に、米軍基地反対の県民集会にも消極的態度だった。

いま、第二次安倍内閣が辺野古への移転手続きを進捗させようとしている。まずは県認可の埋め立て申請が進められて、漁業補償交渉では名護市の漁協は概ね賛成とのことからして、辺野古への移設は県民世論と書いた。知事も県民の賛否だけをよりどころとせずに、自身の政治家としての判断を示すべきだ。安倍首相の施策の進め方について「速すぎる」との感想はいただけない。対中国など安全保障政策には速すぎるということはない。

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