5/07/2018

May 19, 2002 :日韓高校生の良識  


昨土曜日のNHKスペシャル日本の選択・日韓友好特集を見ました。
 
なかで日韓両国の高校生の交流の話があった。大人達で問題になっている両国間の対立について、自分たちの目で見て考える運動だ。
 
日本の高校生が実際に韓国に行って、見て、考えたのと同様、韓国の高校生も、日本に来て、靖国神社も見た。もちろん、不戦の誓いをたてるために犠牲になった戦没者に祈るという説明に疑問は呈していた。
 
実際に見て、自分の頭で考えることは是非必要だ。謝罪世代の大人にとっても。大事なのは、事実を明らかにすること。これは両国で一致するはずだ。
 
従軍慰安婦の「連行」に国家の関与があったかどうかは、「事実」の問題だ。慰安婦が何人客を取ったかとは関係ない。そういう悲惨な話に若い人と女性はショックを受けるが、それと国の関与とは別の話だ。
 
靖国神社社頭で不戦の誓いをたてるのは、小泉さんの信条の問題。ウソだろうと言ったって、本人がそう言っているから。黙って突然戦争を仕掛けるヒトラーもいた。だから、指導者が何を言っているかは重要だ。
 
もうひとつは、歴史認識の問題。事実以外にその事実に対する考え方によるから、万人一致することはあり得ない。国が違えばなおさらだ。高校生はそこのところが分かって、冷静だ。かっか来るのは、謝罪世代。若い人に見習うと良い。

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