5/09/2018

Jun 3, 2002 :防衛庁作成ブラックリスト  


防衛庁の某三佐が情報公開窓口に訪れる市民の詳細なリストを作成していたことが判明。国会で問題となり、中谷長官も遺憾の意を表明しているとか。
 
ここで、注意しなければならないのは、何のために防衛庁あるいは自衛隊を我が国は持っているのかと言うことである。一旦ことがあった場合、すみやかにその紛争を収めて、秩序を回復する、そのために、軍隊というものはある。
 
「こと」はあらわれるのを悠長に待っていたのでは、間に合わない場合もある。「こと」を起こしそうな国を前から監視している必要がある(例えば北朝鮮)。「こと」は何も国が起こすとは限らない。日本国民あるいは外国人居住者の場合も十分あり得る。密かに監視するのは優秀な軍隊の義務である。ただし、監視のために作った資料を平時(の言論統制)に使ってはいけない。
 
エシュロンという地球規模の監視も公然の秘密となっている。今日的なグローバル・テロには、グローバルな監視がないと、防ぐことができない。いいわるいの問題を通り越している。
 
今回、防衛庁の失態は、ただ一つ、密かに監視していたことが漏れたことだ。この点は追求されなければならない。
 
以上のことは正論だと思うが、今は誰も言わない。

0 件のコメント:

コメントを投稿