4/13/2018

Dec 4, 2001 :中国という国と支那という地域  

秦からChina、支那という地域名が生まれたそうだ。
 
国名は、四千年の歴史で、易姓革命により、激しく変わつた。清の次は中華民国、中華人民共和国、略してどちらも「中国」。漢字の他国民が呼ぶときはそう理解するしかない。
 
「中国」とは自国民が「我が国」と言っているのと同じだから。(日本人も日本のことを中国と言った例がある)
 
「支那」は差別語扱いで、ATOK,IMEからもはずされたが、中国人(支那人がここでは正確な言い方)に強制しているわけでない。外国人が何と呼ぼうと勝手ではないか。例えば「イギリス」。イギリス人には何のことか分からないが、それに反対しはしない。いまさら、イングランドを日本語に出来ない。ミャンマーと呼ぶことを強いたビルマも同じ。
 
韓国人(韓国語)というのもおかしい。韓国(大韓民国の略)は国名で、朝鮮が地域名だ。朝鮮という地域に、過去、新羅、百済、高句麗など数多くの国が盛衰した。だから、朝鮮人、朝鮮語というのが正しい。
 
北朝鮮が長い国名の中に「朝鮮」という文字を入れているからというのとは関係ない。
 
日本だけは地域名と万世一系の国名(ただ一つ)が一致している希有な例だ。

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