3/08/2018

Oct 3, 2001 :Kill the messenger!

新聞によると、社民党土井タカ党首はテロ対策の国会質問で「靖国神社で不戦の誓いをしたばかりなのに、なぜ戦争に加担するのか?」と首相に迫ったという。小泉さんは、今度は世界の仲間はずれにならないと、少しはずした答弁をした。 
 
土井タカさんに代表される「絶対不戦論者」には「戦いを拡大させない戦い」のあることを到底理解できない。
 
ローマ人の物語にも、平和を愛するアテネの記述がある。繁栄を極め平和ぼけとなったアテネ市民は、平和でないことを嫌い、やがてはそれが事実でも耳にしたくないと思うようになった。表題の"Kill the messenger!"はそのときの有名な言葉だ。遠くで戦争に負けつつあることを伝える使者を殺せば、とりあえずはその厳しい事実を知らないで済む。いっときの平和観に浸れると言うことだ。
 
逆に、ローマ人は武力でパックスロマーナを勝ち取った。ローマ人が帝国内すべての人の平和を確立した。えらい違いだ。
 
キリスト日本教にもそのたぐいがあるのでは?「世界が平和でありますように」と何回言ってみても、テロリストに通じるはずもなく(異教だし)、かえってテロリストの思うつぼであることに気がつかない。彼らの戦術はジワッと恐怖を増すことにある。通常の戦争であれば、誰でも自衛はする。本能的に。
 
しかし、テロみたいに、日常生活の中で、ゆっくり攻めてこられると、のんきな対応になる例が、宗教者ではないか。
 
本家西洋のキリスト教は今回どうなのか知りたい。

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