2/03/2018

Sep 17, 2001 :「目には目を」は民主主義

米国が必ず報復すると言って、小泉さんもできる限りの支援をするとしているのは、一市民としてみてもごく常識的な、民主主義社会でも当然の対応だと思うが、日本の社会の特殊性なのか、それらに反対の人がいるらしい。理屈は、報復は報復を呼び、泥沼化する。だから、できるだけ話し合いで解決する努力を、というもの。 
 
でも、今回のテロリスト達の主張はそれなりとしても、それを認めさせるため、相手に対し犯罪という手段をとったあと、こちらから話し合ってみても得られるものはない。話し合いという方法はまずは彼らがとるべきだったのだ。
 
我が国では、犯罪者の犯罪的行為を棚に上げ、犯罪にいたった心理から犯罪者を理解すべきだ、という議論が必ず出てくるが、民主主義を全く理解しない行為だ。各自が何を主張しても良いが、それを暴力的方法でしてはいけないという、「プロセス」の正しさこそが民主主義だ。
 
教科書議論の際もあった。物理的力での暴力ではなかったが、「暴力的」言論の方法ではあった。

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