2/01/2018

Sep 16, 2001 :国産食料は安全というデマ

NHKスペシャル「狂牛病」を見ました。日本の食をあずかる農林水産省のでたらめが分かった。 
 
千葉の狂牛病を疑われている牛を焼却処分しないで、問題の肉骨粉にして(狂牛病を広めようとして)いたなんて、商業主義が日本の食料生産に蔓延していたことが分かった。国産(牛肉とか)は安全なんて誰が言い出したのだろう。EUでの対応と比べると、日本が一番危ない。農産物でも。
 
潮来の農業地域にいたときの経験。隣は米作農家だったが、見ていると、自家消費米は特別の田で作り、出荷用とは絶対に混ぜない。野菜農家も同じだと思う。安直な輸入飼肥料を使い、危険だけれど見栄えがよく、姿形が出荷用に高く売れるものを人様に食わす。自分の家族には絶対に食べさせない。恐ろしい話だ。
 
国産が安全だというのは、それを食糧自給率を高める理由の一つにして、食産業を輸入の競争から守り、国民に高いものを売りつけようとする、業界の巧妙な宣伝だ。
 
まともに信ずる人達はかわいそうだ。今回のことで、目が覚める人も出てくる。

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