12/12/2017

Aug 16, 2001 :歴史認識に大した違いがないのに

小泉さんも15日にアジア諸国に謝罪した。戦争相手の英米蘭には講和条約でケリは付いているから、何もなくて良いが、アジア諸国は戦争の場所になって、迷惑をかけたから、いつでも謝るべきだ。ついでにいうと、アメリカはフィリピンに、イギリス、オランダはそれぞれの旧植民地に同様の主旨の謝罪をする必要がある。ま、しないね彼らは。図々しいから。

米英の主張は日本の戦争は「不正義」の戦争だと見ているからおかしなことになる。戦争に正義不正義はない。あるのはいかに国際法に則って正々堂々と戦ったかだ。坂の上の雲でも日本は日露戦争をそうして戦った、と書いてある。

東条英機などの戦争責任は日本国民が裁くべきだった。軍が独走して、日本国民並びに関係ないアジア諸国民を苦しめた責任を国内的にとらせる必要からだ。だけど、アジアの人がましてや戦勝国が東条を裁く権利はない。戦争責任はあくまで日本の国にある。だから国家賠償もした。国と国とはそれで終わり。

セルビアのミロシェビッチも同様。西洋人は頭がおかしいのでは?あれはユーゴ国民が被害者だから、EUの法廷は関係ない。ユーゴ国民が裁くべきだ。

謝るのはいいけど、問題は、歴史認識が少しでも違うと、重箱の隅をつつき大騒ぎする。反省が足りない、本当に謝っていない、と言うわけだ。つくる会もほかも大した違いはない。歴史だから少し違わないと、官製の歴史となってしまう。
まるで古事記(勝者天皇家の歴史)の世界。でも、中韓ではそれが当たり前?

過去の日本の猛者(自民党内?)は「迷惑をかけたことは間違いない。だから謝るけど、歴史認識で譲れない部分はある」と言っているのではないか。

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