12/16/2017

Aug 16, 2001 :anybody(承前)

先の選挙で棄権白票した人は山崎正和氏言うanybodyの気持ちにさいなまれる人だ。そこいらのミーハーと同じ一票、馬鹿な右翼とも同じ一票しかない自分は「誰でもよい」anybodyな存在か、ということに耐えられず、棄権という抗議しかできない。小泉人気のある部分はポピュリズムで、それはそれで危険だが、このanybody症候群の人の存在が民主主義の将来にとって一番気がかりだ。民主主義に不参加という格好で、実はポピュリズムに手を貸している。

ドイツワイマール共和制の末路もそうでなかったのか?日本の戦前の議会政治をつぶした直接犯は軍部だが、軟弱インテリ層が手を貸したのではないか?インテリこそが勇気を持って抵抗すべきなのに、逆に、A新聞等のアジに乗せられポピュリズムに走った(あるいはそれを苦々しく傍観した)のではないか?

民主主義は脆いものだと言われる。ローマ帝国で実証済みだ。紀元前の共和制が、元老院貴族制、帝政と変わって、ローマは「安定し繁栄」した。民主制(共和制)に耐えられず、効率の良い皇帝(第一人者)政治に国をゆだねた。

日本もこのまま行くと、小泉皇帝にすべてを決めてもらうしかなくなるよ。

小泉が嫌なら、現実にいる政治家で誰がベターなのか決めて、その人を支持すべきだ。僕はかっては小沢一郎だった。

でも彼は、国連(戦勝国組合)を信頼しすぎる。でもほかにはいなかったから。
君たちには菅直人かな?誰もダメと言うばかりで、ベターな選択をしないと民主主義が危うくなる

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