宅間容疑者の殺人は精神病が原因でなかった。触法精神病患者が無罪になる対応を見越したものだった。
少年法の存在が、少年犯罪を助長しているのと同じ。
精神病患者あるいは少年の人権は大切だが、それだけしか主張されないと、おかしなことになる。
全然別だが、似ていると思うのは、戦前の軍隊のセクショナリズムだ。「日本の戦争」によると、海軍が戦争に反対しなかったのは、海軍予算が増え好都合だからと言う。それだけの理由で1年しかもたない対米戦に同意したというのだ。陸軍は陸軍で、蒋介石相手の戦争を講和したくなかったから、対米交渉に同意せず、両軍あわせて個別の要求が通って、日本全体が破滅に向かったとのことです。
今度の犯罪も先の戦争でも、日本という国は、個別の意見が通って全体が駄目になるという、おかしな国だと言うことでしょうか?
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