4/01/2017

常磐線全線開通をなぜ急がない

 東電福島第一発電所に近接する区間の常磐線は地震と津波の被害を受けて不通となっていたが、順次復旧を進め、南からは竜田駅(楢葉町)まで、北からは今回の浪江駅まで再開通している。なぜ順次開通かと推測するに、避難指示区域の住民が戻らなければ乗客がいないので商売にならないからだろう。今回は浪江町中心部などの避難指示解除に伴っている。
 常磐線をこの区間を通過して乗車する需要もある。仙台方面といわきあるいは茨城県内などだ。今回の浪江駅北方の福島県浜通り住民も東京方面への利用も待ちかねているだろう。
 なぜ、残る竜田浪江間の復旧をあと二年(竜田富岡間は今年だが)待たせるのだろう?帰還困難区域を通るからというのは理由にならない。この区間各駅の乗客需要がないなら駅の復旧は後回しにして通過扱いにすればよい。
東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が帰還困難区域を除いて解除された福島県浪江町で1日朝、事故後に不通となっていたJR常磐線が6年ぶりに運転を再…
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