米国トランプ次期大統領が「一つの中国」を中国との取引材料に使っている。
一つの中国とは中華民国の国民党政権が大陸反攻をあきらめていないことから、大陸中国との同床異夢のスローガンにたまたまなっているにすぎない。
独立国・台湾を同一民族、同一言語(北京語)を根拠に併合をちらつかせるのは、ヒトラーが小国オーストリアを併合したのと変わりない。中国と一つの中国になるかは台湾国民の自由意志によるべきだ。米国外交はこのあたりまえの方針に「素人大統領」になってやっとわかったようだ。中国がそれを核心的利益と言いつのるのは勝手だが、他国はそれを「認識する」までが限度だ。
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