10/05/2016

ボートの491億円も決着の10億円も安いものだ

2020東京五輪ボート会場の海の森水上競技場の建設費491億円が高額ではないか、東京都外でも宮城県の長沼とか埼玉県の彩湖を利用すれば少額ですむ、と論争になっている。加えて、1964東京五輪で使用した戸田ボートコースを改修する手もある。

491億円は巨費というが東京都の財政にとってみれば、全体7兆円のうちのごく一部だ。一般の生活感からすれば、700万円の年収の家庭が、5万円ほどの出費を痛いとみるかどうか?東京都はオリンピックのために基金を積み立ててきていてそれは4,000億円になるという。この家庭で言えば、40万円のそのための貯金から5万円を取り崩すことになる。

東京都の金銭感覚は他自治体と違ってそんなものなのだろう。金持ちなのだから、5万円くらい出しても自前のものがほしいと。

だから、問題なのは、東京都の税収が過大なほうにある。名古屋の市長のように「減税」を公約に掲げる東京都議会政党はでないものか?

ついでに言うが、韓国との慰安婦問題決着で10億円を日本は出す約束になっている。10億円は庶民感覚で言えば巨額だが、韓国の大統領を黙らせることができれば安いものだ。だから、金だけは出して、約束にない安倍首相の謝罪の手紙を拒否するほうがずっと重要だ。

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