9/01/2016

論争に負けている方が声が大きい

論争をしているとする。すると、負けている方は声が大きくなる。声の大きさで挽回しようとしているからだ。

韓国は実効支配している竹島(韓国名は独島)の支配をより確実にするため、日本に対し「大声を出す」かのように大騒ぎだ。実効支配側は紛争の存在を認めないのがセオリーなので、静かにしている方が得だ。領有の根拠に自信がないか、領土問題ではなく歴史問題から竹島を位置づけているからかもしれない。

ロシアは北方領土が歴史的に日本領であったことを理解している。しかし、そうであると、世界に向けて四島を支配している正当性が危うくなるのを知っている。だから、ロシア政府の首脳陣がわざわざ訪島したり、住民永住のためのインフラを無理して整備している。領土の論争に負けているから、その弱みの裏返しで強がっているのだろう。戦争で獲得したとの理屈を出しているのもその表れだ。

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