4/30/2016

TVによる世論ではトランプの米国と日本は同じだ

TBSの看板番組「報道特集」を見た。TBSは放送法の中立性を疑われているが、この番組はその代表だ。

今夕のテーマはトランプ特集だったが、もう一つの柱は安倍改憲(反対)だった。後者については、ある駅前での街頭運動を伝えたが、改憲立場の運動もあったので、護憲改憲両方平等に扱っていた。TBSは安保法国会の報道に極端な偏りがあった、と指摘されていたため、気をつかっているのだろう。問題は、安倍首相のしゃべり方などを好き嫌いの観点から揶揄するような内容だった。

TVは所詮娯楽目的だ。安倍が好きか嫌いか、という内容だけだ。対立する思想の是非を考えさせることにはなり得ない。この報道特集はサヨクのための娯楽(慰み)と割り切ったらどうだろうか?TBSはそれとバランスをとる意味で、別にウヨク娯楽番組を編成したらよい(しないと思うが)。

米国ではトランプ候補の人気が高い。そのことで米国民の民度を低く見る向きがあるが、日本国民もテレビ漬けで同じだ。政治論争は活字媒体で、活字での論争に耐えうるインテリによって主導させざるを得ないのかもしれない。

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