10/10/2015

ユネスコという世界化ビジネス

 舞鶴への引き揚げ資料が世界記憶遺産に登録された。あえて言うが、世界で記憶するべきことなのだろうか。もちろん日本国内としては貴重な資料だ。
 登録を決めるユネスコは登録ビジネスで権限をふるっている。世界遺産もそうだ。真に貴重な遺産は登録しなくても貴重なものだ。それをユネスコが商売にした。大した世界遺産でなくても登録されれば観光客誘致に資する。
 このような世界化ビジネスにはFIFAもあげられる。ワールドカップの開催国を決める権限で収賄的行為を疑われている。IOCもそうでないとよいが。一国内機関だっら不正は厳しく取り締まれるが、世界機関だから免れている。
 今回の世界記憶遺産に同時登録された南京の日本軍による虐殺資料も、たいして事実を検証せずに、中国の要求により「ビジネス」をしたということだろう。日本はユネスコに協力をしないに留まらず、このような世界化ビジネスをすべてボイコットしたらどうか。
 話は逆になるが、中国はノーベル平和賞の世界化ビジネスに抗議して、孔子平和賞をでっち上げたのだろう。心情だけは理解できる。

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