憲法を廃止せよ。
といっても、石原慎太郎氏らが主張するような、現憲法は被占領時に制定された無効なものだから、廃止して新たに制定せよ、というものではない。憲法そのものが必要ない。憲法なしで法治国家を運営したらよい、との主張だ。
憲法がなかったら天皇制の立憲君主制がなりたたないとの反論が出そうだが、英国の不文憲法による制度もある。
最近の安保法制議論を聞いていると、国の安全保障より憲法のほうが重要だ、という倒錯したものになっている。憲法は制定時の国民の意思を子孫の時代にまで強制する愚かな制度だ。いまの立法を制限するのが昔の憲法だ。
憲法九条を廃止すべきだ、という主張もある。国の安全保障に関する政策は時代時代で変化するものだから、憲法で制約するのになじまない、とするものだ。これにも賛成する。
0 件のコメント:
コメントを投稿