8/30/2015

首相が国民を代表して謝罪する権限はない

 70年の首相談話に盛り込まれるかどうかの、すなわち、侵略、植民地支配、お詫び、反省の四つのキーワードがバカのひとつ覚えのようにマスコミを賑わした。
 そもそもだが、以上の四点は政府の権限に属することなのだろうか?政府は国家間の法的取り扱いにのみ権限がある。前二者の歴史評価は歴史家に任せるべきで、後二者は道義的なものなので、国民に代わって政府が謝罪反省するのはおかしいし、できないことだ。国民一人一人の判断で、謝罪をしたければその人はすればよい。
 政府のすべきことは戦後の講和条約を厳格に守ることと、これからの国際関係をどのように進めるかを世界に示すことだ。

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