8/09/2015

自衛戦争で死ぬのも嫌、は議論の対象だ

 武藤貴也衆議院議員の「戦争に行きたくないは、利己的個人主義だ」のツイートに対象となっている(反対派の)若者が反応して議論になっている。しかし、その年齢以上の識者が武藤議員のことを腫れ物に触るように「死ぬのは誰でも嫌ですから(議論にならない)」と片付けているのはおかしい。
 もちろんだが、若い武藤議員は所属する自民党が進めている安保関連法案への、民主党など反対勢力の「戦争法案」だとの、プロパガンダに結果的に荷担していることまでには思慮が回らない政治家としての問題点はある。
 しかし、それを別にすれば、「死ぬ覚悟で国を守る」かどうかは議論の対象だ。シールズとか言う団体の若者達は「(集団的自衛権ではない)自衛戦争で死ぬのも嫌だ」と言っているように見える。この点は自衛隊が合憲になって時間が経つが、この機会に再度議論してもよいのではないか?決して「片付け」てよいことではない。

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