6/21/2015

憲法よりまずは法案が必要かどうかだ

 立憲主義とは政府の統治を憲法に基づき行う原理だが、立法府のほうでは少し違う。
 憲法改定の場合、それを発議するのは国会(憲法96条)で、国会にしかできない。だから、改憲の必要性が生じたとき、それを議論できないようでは立法府の意味がない。
 そこで、今回の安保関連法案だが、憲法違反だから法案は認められない、というのは国権の最高機関の国会の議論ではない。法案が国民のために必要なら、憲法を変え(る発議をし、そのあとの国民投票に委ね)てまで成立させようというのが正しい。

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