2/24/2015

原発使用済み燃料は敷地内プールで仮保管を

 原発はその使用済み燃料の再処理から始まる核燃料サイクルの技術が確立していない。だからといって、原発はやめてしまえ、という意見が出てくるのはおかしい。
 いま、日本に使用済み燃料で仮保管されているものは1万7千トンあるという。これが六ヶ所村と各原発の燃料プールにある。2万トンとしてもよいが、比重が20として1,000m3にしかならない。ぎっちり詰めたとして1ヘクタールの土地に10cmだ。
 再処理技術が未確立ならいずれ確立されるまでの間、各原発敷地内で仮保管したらどうか?東電福島第一原発敷地を見ると、汚染水タンクを並べているように広大な土地がある。そこに使用済み燃料を沈めておく広大なプールを作るのだ。原発の格納容器の上方にあるプールは地震などの災害時に倒壊の危険がある。大地上に確固としたプールを設けるのである。
 地中処分あるいは保管の方法より地上のプールで十分監視が可能な保管のほうが安心できる。

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