1/16/2015

二兎を追う者は一兎をも得ず(デフレ脱却と財政再建)

 H27年度予算政府案が決定された。総額96.3兆円が過去最大なのは問題としないが、税収増の4.5兆円のほとんどを新規国債発行の削減とするのは問題だ。
 アベノミクスはいまだデフレからの脱却を目指しているらしい。だったら、公的需要(その額の大半は歳出額)を最大限確保しなければならない。デフレを脱却したら、あとは財政再建だ。この二つを同時に追求するのは「二兎を追う者は一兎をも得ず」だ。

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