8/10/2014

従軍慰安婦狭義の強制性は冤罪

 言論での争いがある場合、模擬法廷的に議論すると結論に至りやすい。それがいわゆる従軍慰安婦問題だ。論点は二点に分かれる。どちらも被告は日本国政府なので、第一点は国家が強制的に連行したかどうか?これは朝日新聞も誤報を認めたように「無罪」だろう。
 第二点は原告の最も力を入れる「広義の強制性」だ。これは被告側(原告側の主張に反対する側という意味で、国だけではない)も分かれている。慰安婦はどこの軍にもいたので問題は全くない、とする論者から、どこの軍も道義的に謝罪しなければならないとする橋下市長までさまざまだ。だから、被告側原告側入り交じって、また、議論の行方によっては他国の軍にまで波及させて、これから大いに論争すべきだ。
 狭義の強制性訴状部分は冤罪として結審。

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