4/30/2014

消費増税に隠された値上げが横行

 消費税増税から一ヶ月が経過した。直前の駆け込み需要の反動による消費減は見られるものの、増税心理の節約傾向は見られないようだ。デフレ克服に悪影響はない。
 消費者庁は便乗値上げに目を光らせていた。増税3%分以上に値上げ(例えば十円単位に切り上げ)してしまうことだ。そのこと以上に割高感に影響があるのは、他の理由による値上げを同時に実行したことだ。高速料金はいままでの割引を4/1から縮小(値上げになる)した。同時に少額の増税分値上げもあったので、前者を目立たないようにしたと疑われても仕方ない。
 3%くらいの値上げでは消費には大した影響はない。しかし、以上のように隠された(大きな)値上げが付随すると割高感は無視できない。それが節約・消費の減退につながると、デフレ克服に悪影響を与える。

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