4/22/2014

事故原因をよく調べてから船長ほかを逮捕すべき

 韓国セウォル号の沈没事故でイ・ジュンソク船長が早めに乗客避難を指示しなかったことが問題となっている。しかし、船長には事故水域は潮流が速く低水温のため救助船の到着までに沈没(する)船を離れるのは危険だ、という判断があったようだ(それでも船室から出るなど避難準備を指示すべきだったが)。
 結果論だが、避難指示が的確で、早めに海上の救命ボートに避難できたとして、潮流あるいは低水温に起因して、幾人かに死傷事故があった場合、それはそれで非難の対象となったはずだ。「へそ曲がり」と言われているが、文痴はこの点も含め真相を明らかにしてほしい。韓国では世論を見ながらあわてて船長ほかを逮捕したようだが、日本では裁判所の判断が必要な逮捕状なしにはできない。
 

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