1/08/2014

政治は結果責任、靖国参拝で如何にこれから中韓包囲網を作れるか

 安倍首相の靖国参拝の世界各国の反応のうち、中韓二国の非難については織り込み済みだったろう。ロシアも非難し、米国は「失望」し、EU、インドまでが非歓迎的対応だったのは意外だった。
 日本国民で政府首脳の靖国参拝に反対の立場をとる理由のかなりの部分が、この外交的失敗すなわち日本包囲網の形成を恐れてのことだと思われる。これから先、安倍首相は各国の理解を得られるよう説明していきたいと言っているが、成功するのだろうか?
 顧みれば、日本はこの手の失敗が多い。先の戦争では満州国の五族協和、大東亜共栄圏(八紘一宇)のようにスローガンとしては立派なものを掲げたが、戦争に負けてしまっては実現できず意味がなくなってしまった。豊臣秀吉にしてみても朝鮮征伐に成功してさらに明朝を倒していれば、元、清のように異民族王朝になっていた。勝てば官軍なのは昔から変わらない。
 政治は結果責任だ。靖国神社を政府首脳までが慰霊参拝するのは日本人の心の問題で是とするが、世界での戦いに敗れては困る、というのが多数ではないか?

0 件のコメント:

コメントを投稿