消費税税率アップに際し値付けを改変する場合、すべてが「便乗(値上げ)」となるのであろう。便乗してもともと必要と考えていた料金表(料金体系)の改訂がそうだ。
ICカードが利用するようになってできるはずだった、運賃を10円単位から1円単位にするのもそうだ。
値上げの計算のもととなる現行運賃の根拠は薄いから、運賃表そのものの抜本改訂を伴ってもよいのではないか?その運賃表だが、JR東ではいままでも距離比例運賃ではなく、10円単位としている。さらには、最少区間運賃というものがあり、それは130円。それからは10円単位で上がるのではなく、150円、160、190、210円と、上がる幅は10円の倍数だが不規則に上がる。
これらの運賃体系をがらっと変えても、全体の値上げ額合計を108/105付近に収めれば、鉄道会社としては(税転嫁を超える)増収にはならない。券売機の料金がICカードを下回ってはいけない、との国交省の通知で、券売機のユーザーからの抗議がありそうだが、気にすることはない。
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