10/19/2013

日本に強硬姿勢を見せざるを得ない習体制

 中国海警の公船が台風通過後のいま、尖閣接続水域で「領海パトロール」を再開した。日本が実効支配している尖閣諸島の海域に国有化以降一年以上、領有権主張のための示威行動を続けている。
 世界の奇観ではないか?実効支配していない側は機会のあるたびに領有権の主張をしていればよい。それで、領土問題(があると考えれば)の現状は固定される。そのような常識的方法をとらないのは、別の理由があるのではと疑ってしまう。
 それは中国の国内事情によるのではないか?中国は一党独裁の国だが、古来より、民衆の力で政権が転覆させられてきた(易姓革命)。現在は清、中華民国につづく中華人民共和国という名の毛-鄧王朝の第五代皇帝のときだろう(三代は江沢民、四代は胡錦涛)。国を変える力のある民衆に弱みを見せると毛-鄧王朝の案外早い終焉の原因となる。
 靖国参拝に反対することも同様だ。

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