8/29/2013

未知の危険を拒否しているだけで、武士の心ではない。

人は必ず死ぬ。しかし、死に方にはこだわりがある。武士は切腹の上、介錯してもらうのが、死の最高の儀礼を受けたことになる。新撰組の近藤勇は武士ではなかったし、勤王の志士を多数殺したので、斬首という罪人扱いを受けた。

現代の人間にも死に方は問題らしい。津波で二万人が死んだが、そちらは自然災害としてあきらめがついているらしい。これからガンの原因になるかもしれない放射線のほうには強い拒否反応を示す。ただ、ガンで死んだからといって、それが原発事故の放射線の影響かどうかは死んでもわからない。もともと約半数の人がガンで死ぬからだ。

BSE牛肉騒ぎの時も完全対策を要求した。いつかは死ぬにしても、狂牛病?で狂い死にはしたくない。

日本人は武士の心を受け継いでいるかというと、それとは違う、未知の危険には激しく反応するようだ。

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