6/15/2013

内容より「言い方が悪い」が日本人の悪弊

「左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる」との復興庁水野参事官のツイッターには二つの観点がある。ひとつはマスコミ論調が一色となっている言葉遣いが適切だったかだが、もう一つの内容は事実か、被災地での真実が隠されていないか、のほうが重要だ。

被災地では謝罪に訪れた東電社長(当時)を被災者(の一部だと思うが)が無理矢理土下座させた、というようなことも起きている。国家公務員が嘘をついて「罵声を浴びせられる」と書くことは考えにくい。罵声のような事実がないのにそのように書くメリットはない。

さらには、その集会は子ども・被災者支援法の進捗が遅いことをテーマにするものだったらしい。「言い方」を問題にするより、そのような言い方になった集会の目的のほうをもっと国民に知らせるほうが重要でないか?「言い方が悪い」より「集会の目的」のほうが注目されるようになった、という結末を期待したい。

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