4/23/2013

外交自由度を自ら狭めている中韓

中韓二国の対日外交がおかしなことになっている。領土問題とかその背景の歴史問題を条件にしているが、関係国が一方的に譲歩することは短期的にはあり得ないことだ。日本が譲歩することを自国の外交方針としてしまった。両問題はあるものの大局的に見て他の分野で友好を進めていこうというのが現実的外交で、安倍首相が前々から主張する「戦略的互恵関係」だ。

中国が領土問題の棚上げを、日本国が認めていないにもかかわらず、いつまでも外交の入り口条件にする。韓国は靖国参拝などの歴史問題譲歩を絶対条件にする。これでは自国が対日本外交の自由度を自ら狭めているだけだ。

両国とも日本政治の「右傾化」が理由だとしているが、よく調べれば、いままで両国に配慮しすぎた世論が正常化されただけだとわかるはずだ。両国の駐日大使館は何を見ていたのか?

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