4/19/2013

タンク燃料のエンジン車しか残らない(電気自動車は不合理)

外部電源から充電した電池を搭載してモーターで走る電気自動車は短距離用の小型のもの以外、普及する合理性はないのではないか?

水素あるいは炭化水素の燃料電池でモーターを動かす車は電気自動車だが、重いバッテリを搭載する必要がない。要は、ペイロード(乗客と荷物)以外の重量を如何に減ずるかが自動車燃費改善の課題で、充電池搭載走行の電気自動車にはこの矛盾が永久に解決されない。

電気だから環境に優しい、と言っても、充電する電気は主として火力発電由来だから、そこで環境を損ねている。比較的軽い車体の従来の石油系燃料エンジン車が、燃料を運ぶ燃料使用量(というのが大問題だ)を考えた場合、一番合理的でかつ環境に優しい。50リッターの燃料タンクで満タン高々40kgにしかならない。

石油が枯渇しガソリンもなくなる、という悲観論がある。もしなくなってもある日突然なくなるわけでない。稀少になって値段が上がれば暖房用などは真っ先に別の方法(原発の電気など)に移行するようになり、以上の輸送用機器(飛行機も含み、鉄道は除く)のみが利用の合理性を残すようになる。

以上のことは大前研一氏も主張しているようだ。

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