4/14/2013

脅迫に屈するとどうなるか

脅迫に屈するとその場は解決するかもしれない。しかし、その脅迫が有効だとわかるので、再三脅迫される未来となる。脅迫の目的はそこにあるし、言葉の定義もそこにある。

アルジェリアのイナメナスガス田での人質テロ事件では脅迫に屈しなかった。アルジェリアはテロ犯人と交渉しなかった。未来のこの種の事件の未然防止を第一にしたからだ。起こってしまった人質事件の結末はある程度あきらめなければならない。

北朝鮮の国際社会への脅迫が続いている。米国あるいは韓国はこの脅迫に少し譲歩し、合同演習の規模を縮小する動きになっている。これが成功すれば北朝鮮はこの脅迫手段を常態化させるだろう。

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