10/14/2012

政治主導はどうなった(復興予算配分問題)

復興予算が一見目的外の「全国防災」などに使われていることが問題となっている。役人の隠れた意図を問題にしているようだが、その役人を使っているのは各省の大臣等の政治家だ。いまこそ政治主導が待たれているのではないか?

実態は民主党の各大臣も了解済みのことだ。役人のせいにしてはいけない。

関連するが、山中京大教授がノーベル賞を授与されることになって、三年前の科学技術予算の大幅カットの事業仕分けが問題となっている。二位じゃダメなんですか?の考えではノーベル賞はとれない。事業仕分けという政治主導作業で問題なのは、科学技術予算を一括査定したことだ。その予算の範疇内では数多くの補助金があるが、それらを取捨(減額)選択する「査定」が必要なのだ。各省役人はその道のプロだ。大臣は大所高所で査定の方針を示せばよい。自ら個々の査定をするのは無理だ。ましてや、事業仕分けというショウの場では。

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