9/17/2012

シナの歴代国家は大国だったのに(この二世紀はどうなっている)

シナの歴史で、世界の大国でなかったのは、19,20世紀の清末から中華民国、中華人民共和国のつい先年までだけだった。

ここで、世界史における地域名を「シナ」(チャイナでもよい)と書いたのは、「中国」と書くと上記の中華民国、中華人民共和国の国名になってしまうからだ。朝鮮半島で言えば、新羅とか百済、李氏朝鮮(国)、現在の大韓民国すべて国名だ。韓国も大韓民国の略だ。地域名は朝鮮になる。

なぜ大国の地位から滑り落ちたかというと、侵略した英国他のヨーロッパ列強、日本、ロシアのせいでもあるが、シナの政府、人民の社会の弱点が露呈したからでもある。政府の人民を統治する能力が弱いのである。今回の反日デモを抑えきれないことからもわかる。人民に信頼されない政府が強いわけはない。

現在の中国政府は何を考え違いしたのか、二世紀のあいだ弱小国に転落した原因は軍備が強大でなく近代的でもないからだとし、原因をその一つだけとして回復しようとした。しかし、国民から支持された政治という強さがなければ、それこそ武器だけは持っていても、国民からなる兵士を使えない、本当に強い国家にはならない。

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