7/08/2012

生活保護から出られない制度

生活保護はそこからの出口が問題だという。職業に就いて収入を得るようになったら、給付がゼロになる。給付に加えて収入を得て生活を少しでもよくしようという努力が無駄になる。だから、働けるようになった受給者が就職を隠して不正受給になるケースもある。あるいは、給付カットにならないように「少しの働き」もしないようになる。場合によったら給付額より低収入になるのは「馬鹿らしい」からだ。

(生活保護の出口につながる少しの)追加収入があった場合の受給額との合計収入をどのようにインセンティブ化するかだ。100%カットではなく、階段状にカットすべきではないか?

似たような問題の制度に、在職年金は50%一律カットになっている。扶養控除の対象となっている専業主婦の場合、103万円の壁ということが言われるが、これは100%カットになる。

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