4/05/2012

原発は運転しながら改良を

今日明日にも野田内閣は原発の再稼働の安全確認のための「暫定」基準を発表し、政府としての大飯原発再稼働の判断を下すだろう。暫定の意味は、福島第一原発の事故原因にさらに新しいことが加われば、そのたびに安全基準は改訂されていくべき、ということだろう。今後、新たな基準に適合させる措置は運転しながら実施することになる。自然災害からの事故対策だから、まったく安全ということはなく、常により安全な状態にしようということだ。
 その意味で、ストレステストも運転しながらの実施が好ましかった。欧州ではそうしているらしい。我が国での、定期点検に入ったときからストレステストが終了するまで運転休止状態のままにする、というのは国とか電力会社への不信からくる担保的なものであり、お互いに意味がないのではないか?

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