社会保障の改革の全体像を先ずは示すべきだ。それら改革のすべてをいますぐ実行に移す必要はないが、プログラムだけは明らかにする。文痴はその改革の基本視点は「保険」としての性格に戻るべきだと思う。英国など北欧で「ゆりかごから墓場まで」とのキャッチフレーズで「丸抱え福祉」となっているが、我が日本では「足らざる所を補う」(保険的性格)ことにすべきだ。
医療保険は全世代で必要だが、本人負担の率(30%程度)をもっと増やす(50%とかに)したらどうか。その上で、高額医療費は全額に近く補給するのだ。
介護保険は老齢者主体だが、軽度の要介護に対しては現行の10%負担をもっと増やす。重度のもので毎月の負担が高額になる場合は負担限度額を設ける。
年金は「基礎年金だけを公的年金に」で書いたが、自己で積み立てた老後資金の不足の足しにする、という考えで、生活費全額を支給することにはしない。
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