1/15/2012

国債の格付けは市場がする

フランスなどユーロ通貨圏内の国の国債が格下げになった。S&Pなどの民間格付け会社の評価だ。その連想で日本国債のさらなる格下げを心配する向きがある。
 しかし、日本国債と言っても債券の一つだ。債券の市場での評価は時価すなわち利回りだ。日本国債の十年ものの利率が1%程度の低い水準になっていることこそその評価が高いことを示している。イタリア国債は利率が上がった。それは格付けが下がったということに他ならない。
 米国格付け会社の無能、もご覧ください。

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