1/30/2012

2075年の全体像を説明しないと「一体」改革にならない

社会保障と税の一体改革の「一体」とは、「まずは出るを制して、のちに入るを図る」「順序」の意味だろう。給付規模がバラマキになりがちな社会保障の範囲を限定してからその財源たる徴税規模を決めなければ話にならない。
 民主党はマニフェストで最低保障年金を主張している。それが2075年の遠い先の話になるにせよ、そのときに消費税率はいくら必要なのかをまずは説明するのが「一体」の意味だ。もちろん、今すぐにではないだろうから、それにいたる中間の目標と年度を決めて、そのときの社会保障水準はどうなり、それに必要な税率は10%(+5%)だ、とするのが今回の法案説明となる。
 その全体像に関しては、年金医療介護の支給は「足し」になる程度でが文痴の考えだ。
 

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