12/27/2011

バラックで復旧、そのあと復興でよい

バラックとは言い過ぎだが、都市計画で言う軽易な「木造2階建て以下」でとりあえずは復旧したらどうか。そのあとの復興に際しては、必要であれば、そのバラックから永久構造物に 建て替え ・移転すればよい。
 復旧には単に住むところ(仮設住宅)だけ確保すればよいというものではない。被災前の生業が伴わなければ、被災地を離れざるを得ない。生業になる産業の復旧に、防災都市計画ができるまで何年も待たせることは無理だ。
 第二次世界大戦で日本は全国土が壊滅的な被害を受けた。その後すぐにバラック復旧が始まり、人々の生活が少しずつ立ち直っていった。産業が復興するにつれ余裕ができた段階で、次なる新しいまちづくりへと進んだのである。一見二度手間のようだが、これで結果的によかったのではないか?

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