11/09/2011

インフラは国力、という南アは先進国入り

 南アフリカ共和国に観光旅行してきた。外務省の渡航危険情報が出ている都市(ケープタウンなど)を団体で散策したが、とくに危険なことには遭わず、その雰囲気もなかった。しかし、高級住宅街では住居の塀は高く、そのうえ高圧電流の鉄条網で防御されていたので、外務省の情報は正しいのだろう。
 それよりも南アが一番誤解されているのは、「後進国」ではないか?との評価だ。逆に全くの先進国であり、文痴の専門の道路でも、ハイウェイ網はすばらしく、日本の比較して貧弱な道路網は南アに比べて十数年遅れているのではないかと逆に感じた。国土が日本の三倍と広く、人口が五千万弱でほとんどが都市の周辺に居住。道路用地の土地利用が砂漠などの荒れ地であるなどの利点はある。それにしても国力を上げるためのインフラにかける熱意が違う、と感ぜずにはおれなかった。アパルトヘイトで世界から断絶された歴史がそうさせたのか?

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