10/12/2011

何も決まらない国・ニッポン

 日本は国家意志が決められない国にまたなってしまったのか。戦前、議会制民主主義が機能しなくなり、軍部が独走、それも陸軍海軍が対立し、対戦国の米国にしてみれば、何が日本国の意志かわからない不思議な状態だった。ナチスのドイツと違って、東条英機の独裁ではなかった。
 戦後何十年もたった今日、同じ状況になっている。TPPに参加するのかしないのか。普天間基地の移転先はどうするのか。諫早湾の開門調査では司法の決定に従わない。民主主義で何でも分権はよいが、その結果、何にも決まらないのでは困る。

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