7/14/2011

玄海原発地元両首長に安全性確認は不可能

 九電の玄海原発定期検査後の再稼働になぜ地元町長と知事の同意が必要なのか?原発の監督は経産省で安全確認も(いまは)同省原子力安全・保安院の所掌だ。安全性を確認する技術的情報もそれら国の機関にしかない。地方公共団体はそれらの説明を受けることは必要だが、安全性を確認する能力はない。
 所詮は住民の代表たる両首長に「確認」してもらって、住民の納得を得た、というセレモニーにしかすぎない。ストレステストをやれば住民の納得を得られやすくなるか、というとそんなことはない。あくまでも、国民の代表として国の機関とそのトップの政治家が技術的判断を任されている、という自覚が必要だ。住民の代表たる首長を安全性確認の代表証明者として扱い、それへの説明で確認を得られる、という方式はいい加減にやめたらどうか?

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