7/25/2011

民主党は自らの代表も選べない政党

 菅首相を辞めさせることが出来るのは、議院内閣制だから、多数与党民主党の議員ということになる。それにはまずは、民主党代表を罷免することだ。そのあと、衆議院内での多数で首相を辞めさせる(総辞職)ことになる。あるいは、そのとき解散で対抗するかは、首相・菅直人の判断だ。
 昨年、鳩山前首相・代表が自ら辞任したあとの新代表・新首相に菅直人氏を選出したのは民主党議員だ。だから、今回辞めさせるのも民主党党内の仕事だ。菅直人氏のあとにだれがまずは新代表になるのか、立候補ないしはその意向表明が誰からも出ない(小沢鋭仁前環境相のみ)のはおかしいのではないか?辞めさせるのであれば、替わりになる人が複数出て、つじつまが合う。
 それをいまになって、菅直人氏の政治姿勢を云々して首相不適任だとするのは、民主党議員の多数の「首相を選ぶ眼力のなさ」を恥ずべきだ。
 野党自公は一度不信任案を否決されたのだから、もう二度とすることはないのではないか?健全野党として、参院の多数を頼みとして、法案修正に努めるべきだ。

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