6/16/2011

あと2年間民主党政権で我慢する

 民主党政権は誰が首班となっても衆院任期一杯まで解散しないだろう。解散総選挙は与党に有利な政治状況を作った上で断行するものだ。この先与党は有利になるどころか、右肩下がりに人気は悪化するだけだ。菅直人「解散カード」は民主党党内政局に利用されただけだ。
 そこで、菅直人氏に替わる首相を選任すれば良くなるということで進んでいるが、誰がなっても、ほとんど変わらないだろう。政治主導にこだわる政治をすれば、少なくとも震災復旧・復興にめざましい成果が得られることはない。政治家が出てくるべきだったのは震後一週間だけだったのではないか。いまは、官僚機構に任せるだけで物事は進む。遅々としていても、前には進んでいるのだから、それでよしとしなければならない。
 合計四年間の政治空白(後退)を生んだのは民主党を選んだ国民の責任だ。その責任はとってもらわねばならない。

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