ここで、年最大超過確率とはある年に襲来する自然災害の最大の規模が確率1/1,000の希な現象だ、ということだ。(簡単に言うと、年の始めに10の目があるサイコロを三回振って同じ目が出たら、その年のいつかその規模の災害に襲われる。俗に言う千年に一回規則的に襲う規模とは違う)
その様な規模の災害に対応するのは現実的でない。経費が膨大になるし、999/1,000の確率で安全なので、その大部分の年では、とくに津波防潮堤の場合は、町の真ん中で邪魔なものでしかない。
だから、計画規模は以前と同等として、計画を超過する災害にどう対処するかを考える方がクレバーだ。今回の原発防潮堤の場合はその様な対処をしていなかったらしい。
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