1/31/2011

エジプトと比べて、下が対策専念では国が改革しない(中国)

 イスラム諸国での民衆革命の流れがチュニジアから始まり、大国エジプトに波及しようとしている。ソ連崩壊時の東欧革命の大変動に比せられるようになるのか?いずれにせよ、民主主義の手続きで正統な政府を選んでほしい。その点、先輩国のイランのイスラム革命政府に手続きでの正当性があるのか検証すべきだ。すべてが米欧が恐れるイスラム革命になるかどうかわからない。
 北朝鮮の国民には言論の自由ばかりか通信の自由もないので、下からの革命は無理だ。
 中国は比較的自由な社会で、外国にも開かれている。そこで、民主主義の普通選挙が行われない一党独裁政権が続いているのは何故か。インターネットの規制とかいろいろ理由があろうが、「上に政策あれば下に対策あり」の中国の四千年の歴史が原因しているのではないか。自分さえ良ければ(経済活動の自由)、政治は上のすることだと無関心になる、その達観が国を危うくしている。

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