1/04/2011

二年半、衆参ねじれのもと政治が続く

 自民党ほかの野党は衆参ねじれ下で一刻も早い解散総選挙を菅内閣に迫っている。菅内閣の失政、民主党の党内対立で、いま総選挙すれば与党民主党は惨敗する政治状勢だからだ。
 結論から言うと、菅内閣あるいはそれを引き継ぐかもしれない民主党内閣は解散をしないだろう。衆院での安定多数をわざわざ失うという自殺策をとることはないからだ。勝ってもねじれは解消しないし、負けても与野党替わって、反対のねじれになる。自民党の小泉~安倍~福田~麻生の四年間の政権でも同じ判断で、任期切れ近くまでやった。「熟議」して、両院すなわち与野党で妥協をはかっていくしかないのではないか?お互いの両院での勢力差を変えることができない前提で進めるしかない。または、与野党の境界線を変更する(政界再編)のか。いずれにせよあと二年半。

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