10/04/2010

「情けは人のためならず」は通用しない(中国)

 尖閣諸島中国漁船衝突事件が結末となっていない。中国当局にまだひとりフジタの社員が拘束されたままだ。中国側では海保の衝突時ビデオの公開がまだとなっている、との認識だろう。だから、人質というカードを持ち続けているのだろう。
 「情けは人のためならず」(他人に情けをかけると自分に返ってくる)という日本的ことわざは通用しない。船長を釈放したら「謝罪と賠償」という仇で返ってきた。だから、ビデオは隠さずに一方的に公開したらよい。そうしたら手詰まりとなって、フジタの社員の開放につながってくる。

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